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オープンサイエンスプロジェクト
情報基盤
『理化学研究所が達成すべき業務運営に関する目標』(平成30年3月1日文部科学省)に掲げられた目標を達成するためのビジョンとして『第4期ICT戦略』を策定しました。第4期ICT戦略に掲げた世界最高水準の情報環境の構築のための具体的な行動計画を 1.快適で安心安全な情報基盤、2.研究成果最大化に貢献する研究環境、3.間接業務を最小化する業務環境、4. ICT系サポートのワンストップサービスの各項についてまとめ、これに基づき情報環境の構築を推進しています。
ICT戦略に基づき、研究データの集約・共有・公開を強力に支援する基盤「理研データ科学基盤」を構築、運用しています。研究データのオープン・アンド・クローズド戦略を実現するための認証・認可システムと、多種多様な研究データを集約・管理する研究データリポジトリーが密に連携したシステムとなっており、理研内に限らず、理研内外の共同研究や研究データ公開の基盤として活用されています。
理研の研究活動において取得された研究データやデータベースについて記述されたメタデータを集約、統合、公開する情報基盤です。この基盤はセマンティックウエブ技術に準拠しており、世界の様々なメタデータとのシームレスな統合を目指して設計されています。公開されているコンテンツの一つは、理研が公開しているデータベースのカタログや、研究データの利活用にあたり主要なデータについては詳細な説明を含むメタデータです。
生命科学
オープンライフサイエンスプラットフォームは、理研の生命科学研究が産出する分子から個体レベルに及ぶ多階層かつ異なる測定法によるマルチモーダルなデータを集積・統合し、機械学習や人工知能等のビッグデータ解析の技術を活用して、データ主導的に細胞や個体の状態の精緻な予測や操作を可能にすることを目的としています。本プラットフォームにより、オープンビッグデータの活用による最適化された研究ナビゲーションの提供が実現し、生命科学の研究スタイルが革新されるとともにデータ主導型の新しい生命科学が実現します。
イベント・シンポジウム
様々な研究データの利活用を最大化するにはどのような統合的戦略、基盤、技術が必要となるかを議論するために、研究現場の第一線でデータ産出、集積、解析に携わる理研内外の研究者が一堂に集い公開シンポジウム、ハッカソン、アイデアソンを開催しています。